チェコ通信 Vol.4

Extra.04  小出 英夫(都市マネジメント学科) [2016.09.26]

東北工業大学同様、こちらブルノ工科大学も先週9月19日より新セメスターがスタートしました。ここのみではなく、ブルノ、そしてチェコ国内の小・中・高等学校そして大学、企業の夏休み期間が終了し、一斉にすべてが動き出した感じです。私がブルノに来た時に見ていた朝夕の交通渋滞も復活し、トラム内も学生であふれています。 ところで、今回の私の長期研修では日本に卒業研修の学生を残して来ています。今年4月に東北工業大学「長期研修制度」が見直しになり、次年度からの先生方は原則「日本で本来行うべき各種担務は一切免除、研修先での研修に専念」のようですが、私の場合、制度の変り目ということや諸事情から、卒業研修も継続しております。それを可能にしているのが、・・・・・・・・・・・・・・

つなぐ

VOL.021 宮曽根 美香(経営コミュニケーション学科) [2016.09.15]

私は経営コミュニケーション学科でコミュニケーション科目を教えています。この学科に移籍するまでは教養教育科目を教えていました。新学科では自分の専門に加え異分野の学問を研究・指導することに追われてきました。ようやく馴染んできた頃、経営コミュニケーション学に関わる「つなぐ」を意識するようになりました。今回は私を取り巻く「つなぐ」について書きたいと思います。 私には上京するたびに足を運んでしまう場所があります。吉祥寺のハーモニカ横丁です。吉祥寺は私が学生時代に友人と遊びや買い物を楽しみ、ワンダーフォーゲル部の仲間と飲んだ、青春のまちです。吉祥寺の中でも私が惹かれるのは・・・・・・・・・・・・・・

廃棄物埋立地、土壌処理との出会い

VOL.020 中山 正与(都市マネジメント学科) [2016.08.31]

都市マネジメント学科の中山正与です。水環境工学、廃棄物工学を担当しています。研究室では森林域を流れる河川の調査、廃棄物埋立地の調査、土壌による廃水の処理などを研修テーマとしています。 山形の農家の長男として生まれたので、何の疑問も持たずに地元の農業高校を卒業して将来は家を継いで農業をやるつもりでした。しかし、小規模な農家ではやっていけない情勢となり工業高校に進むこととなりました。工業高校の専門科目の教科書には何の証明もなく公式が出てきます。ある程度のレベルの数学、物理、化学の原理を使用せずに、これらの公式の証明を記述することは無理なのです。高校に入学した当時は、高校卒業後は地元の企業に就職するつもりでしたが、教科書に書いてある公式を根本から理解したいという気持ちもあり、・・・・・・・・・・・・・・

山川を愛する者よ、水源地をめざそう

VOL.019 山田 一裕(環境エネルギー学科) [2016.08.10]

本学に着任してから7年目を迎えました。仙台在住は17年目です。専門分野は「水処理工学」から出発し「環境生態工学」「水環境管理・評価」や「環境教育」です。担当科目は「水環境工学」「地域環境調査法」「資源循環工学」「環境ビジネス」などです。 2015年度から、中国山西省の河川環境調査や環境教育プログラム・教材開発のため、現地に訪れる機会ができました。山西省は、山に囲まれた高原地帯で、黄河の支流、汾河流域に位置しています。高速道路から見える山々で植樹が至る所で実施されていましたが、その生育はまだまだです。共同研究のカウンターパートに案内され汾河の始まりである湧水(公園)を訪れました。そこに「飲水思源」の記念碑があり、水源地を大切に思われていることを知りました。しかし、家庭からの・・・・・・・・

チェコ通信 Vol.3

Extra.03  小出 英夫(都市マネジメント学科) [2016.08.08]

仙台を離れ、約80日が経過しました。今年の仙台七夕まつりはどうでしたか? 毎年恒例の一番町ロビー近くに飾られる本学の七夕飾りを今年は見ることができずに残念です。 前回のチェコ通信Vol.2では卒業のための学部最終試験の様子をお伝えしましたが、それをクリアした学生たちが、その後、6月末に卒業していきました。卒業式は学部ごと実施され、さらに1回ではなく、卒業が確定した人達から早く、学科単位、もしくは学科不問で名前の順番で毎回20~30人ごとにグループ分けされ、1日数回、約1週間にわたりほぼ毎日実施されていました。その都度、その卒業生の家族・親戚・友人・恋人達が式に来場し、見学席は満員、立見も含めて150~200人になります。主役の卒業生は、・・・・・・・・・・・・・・

パリ研究滞在記2015

VOL.018 水野 文雄(知能エレクトロニクス学科) [2016.08.05]

このたびリレーエッセイを書かせて頂くことになりました知能エレクトロニクス学科の水野です。どうぞよろしくお願い申し上げます。リレーエッセイを依頼されたとき、どのようなテーマを取り上げるべきか迷いましたが、2015年に9ヶ月間パリに留学させて頂きましたので、留学先の紹介と考えたことの一部をここで簡単に述べさせて頂きたいと思います。留学については、既に、都市マネジメント学科の小出先生がチェコについて紹介されているため、テーマが重複しているのに加え、私自身が・・・・・・・・・・・・・・

エルゴノミクス(人間工学)と出会って43年

VOL.017 原田 一(クリエイティブデザイン学科) [2016.07.15]

私は1972年、九州芸術工科大学(現九州大学芸術工学部、福岡市)の「芸術と工学を融合させた人材の育成」という教育方針に魅せられて受験し、入学しました。 学長は千葉大学工学部工業意匠学科の創設に携われた小池新二先生でした。私は工業設計学科に所属していましが、定員30名で教育環境としてはかなり贅沢であったと思います。 実技実習では、丸のこ盤による木材の切断、旋盤による切削加工、溶接、塗装などの課題があり、ものづくりの基礎的技術を修得することが可能でした。しかし、モデル制作時に怪我をすることも当たり前でした。本学にも工作機械を備えた工場がありますが、基本的には工作機械による作業は技師に依頼するようになっており、教育現場も大きく変化しています。 入学当初、製品設計の分野を目指していましたが、・・・・・・・・・・・・・・

断層となまずについて

VOL.016 堀 則男(建築学科) [2016.06.30]

私は建築分野の中でも、建築構造、耐震工学を専門としており、地震動の特性、建物の揺れ方と損傷、揺れを抑える免震構造・制振構造などを、観測、実験、解析に基づいて研究しています。 最近では4月に熊本で大きな被害をもたらす地震が発生し、熊本県を東西に横切る断層を中心として余震が続いています。 地震は地殻プレート運動によって発生し、東北地方を例にすると、東日本・北日本が載っている陸側のオホーツクプレートと海側の太平洋プレートがぶつかり合う日本海溝付近で、プレートに蓄積・・・・・・・・・・

チェコ通信 Vol.2

Extra.02 小出 英夫(都市マネジメント学科) [2016.06.21]

5月14日に仙台を離れ、チェコ共和国(Czech Republic)Brno(ブルノ)市での生活もほぼ1か月が経ちました。「長期滞在許可」も無事に取得でき、予定通り来年1月までの滞在が可能となりました。市内のバス・トラムの定期券も購入し、少しずつBrno市民に近い生活を送るようになってきました。 私にとって初めての長期海外滞在であり、これまでの国際学会出席等による一週間前後の短期滞在とは活動内容や範囲・接する人々の範囲も大きく異なり、多くの面でとても刺激的な毎日を過ごしております。小さなことですが、・・・・・・・・・・

一くばり、二はたらき

VOL.015 田村 英樹 (情報通信工学科) [2016.06.15]

勉強でも仕事でも、最後は結果が大事です。いくら努力しようがダメなものはダメで、この言い訳をしていても仕方がありません。また、その結果を出すためには必ず準備が必要です。やりたい事の本体がすぐに出来れば楽なのですが、大概は準備の方に時間が掛かります。努力が報われて結果が出る、更には効率的に結果を出すために、それまでの蓄積と事前の見通し、必要になる物や人の手配など、いわゆる「段取り八割」が大事であると、特にその動きが見えやすい製造現場などではスローガンが掲げられている・・・・・・・・・・・

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最終更新日 2016年09月26日